SDGs達成と地産地消拡大につながる?企業の具体的な取り組み事例紹介

2024/12/23

スナックミーが開発したアップサイクル商品のグラノーラ

環境問題だけでなく、日本の食料自給率にも不安のある昨今、フードロス削減につながる施策がSDGsの一環として広まりを見せています。お菓子を中心とした食品開発と販売を手がけるスナックミーでは、1次産業者である生産者さん、2次産業者である食品加工会社さんと協力することで、いわゆる「6次産業化」としても近年注目を集めているアップサイクル開発を継続的に実施中。国産の野菜や果物を再利用してさらなる価値づけを行った、おいしい「アップサイクルおやつ」の一例をご紹介します。

地産地消とSDGsの関係性

そもそも地産地消とは、農林水産物をその生産地域内で消費すること。ここでいう「地域」は都道府県などの身近な範囲から、広くは日本全体を示しており、わたしたちの食生活に必要なものを輸入に頼らず国内で生産する「国消国産」にも密接に関係しています。地産地消・国消国産の持続可能な推進は食料自給率アップに直結し、食の安心を次の世代へつないでいくことでSDGs達成にも貢献できます。

地域の農家さん・生産者さんと一緒にエシカルなお菓子開発に取り組んでいるスナックミーでは、持続可能な食糧問題対策のひとつとして「規格外食品のアップサイクル」を手がけ、あらゆる国産食材を再利用しています。たとえばみずみずしいフレッシュフルーツの規格外品があった場合、遠距離輸送中に鮮度が落ちてしまうので生の状態ではどうしても大量消費が難しいですが、お菓子のサブスクリプションサービスで得たノウハウをもとに、日本中どこへでもおいしい状態でアップサイクルおやつをお届けすることができます。

国産野菜・果物のアップサイクル商品紹介

奈良の富有柿をミックス『Up Granola (アップグラノーラ)』

スナックミーが開発したアップサイクル商品『アップグラノーラ』

スナックミーのアップサイクルシリーズの記念すべき第一弾としてつくられた『Up Granola (アップグラノーラ)』には、甘柿の王様とも呼ばれる奈良県産富有柿のドライフルーツを使用しています。ちょっとした欠け・割れ・変色により廃棄予定にある食材を、柿にかぎらず幅広く有効活用できるよう、供給量や内容の比率が変わっても柔軟に調整できるグラノーラを選びました。低糖質高たんぱくのオーツ麦や香ばしいカシューナッツ、スナックミーのおやつで大人気の『プレミアムドライパイン』なども混ぜあわせて、蜂蜜と太白胡麻油を加えてじっくりロースト。ノンシュガーでしみじみとおいしい、やさしい甘みが特徴です。

埼玉直送ブランドトマト100%『Upジュース トマト』

スナックミーが開発したアップサイクル商品『Upジュース トマト』

埼玉県深谷市岡部でつくられる地域特産ブランドトマト『うまかんベェー®︎』の規格外品をアップサイクルした、ピュアな甘み広がるトマトジュースです。産地直送の旬のフルーツ・野菜を扱う熊谷青果市場さまから、形のいびつさが原因で出荷できない『うまかんベェー®︎』がなんと数百キロもあるとのお話を伺い、このジュースの開発が始まりました。糖度は通常のトマトの約2倍。食塩や人工添加物を一切使わず、100%トマトのみで仕上げています。トマトソースとしてお料理にも使える、濃厚なうまみが詰まった逸品です。

国産紅はるかの切れ端を再利用『Upさつまいも琥珀糖』

スナックミーが開発したアップサイクル商品『Upさつまいも琥珀糖』

野菜やフルーツの「あまった部分」を商品に再利用するのもアップサイクルのひとつ。干し芋づくりの過程で1日に約500kgも発生してしまうさつまいもの切れ端を、繊細な琥珀糖に仕立てました。黄色くて甘い実の部分だけでなく、食物繊維やポリフェノールなどの栄養がたっぷり含まれる皮も捨てずに有効活用しています。使用した品種は国産紅はるか。じっくり寝かせて糖度を上げた蜜芋本来の甘みを堪能できるよう、甜菜糖・さつまいも・寒天の3つの原材料しか使っていません。茎わかめやドライフルーツなど、素材の魅力を活かした商品開発を得意とする株式会社壮関さまとのお取り組みゆえに実現した商品です。

アップサイクル商品の原材料となった、さつまいもの皮や端材

アップサイクルで日本の農家・生産者を応援

アップサイクルはリサイクルとは異なり、本来捨てられてしまう定めにあるものに「新たな価値づけ」を行う点が特徴的です。ただ食べられるようにするだけではなく、原材料のままでは知り得なかったおいしさやワクワク感を付与することで、この取り組みに広く興味を持っていただけるように工夫を重ねています。

規格外食品や廃棄予定食材をおいしいスイーツに再加工する取り組みは、フードロス削減や食料自給率アップだけでなく、日本各地の生産者さんや製造者さん、地元農家さんの存続を助けるアクションとしても効果的です。日本中のユーザーさんにご利用いただいているスナックミーだからこそできる、サステナブルで挑戦的な取り組みをこれからも続けてまいります。

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執筆者「中川栞」の顔写真

執筆者 中川栞|株式会社スナックミー ライター・エディター

Web制作会社の管理職としてライターの指導・教育に従事したのち、株式会社スナックミーでコンテンツ制作を手掛ける、おやつライター兼エディター。安心・安全の「おやつ時間」の楽しみ方や、暮らしや職場におやつがある日々の豊かさ、福利厚生置き菓子の魅力を軸に、自社オウンドメディア『snaq.me magazine』の記事や商品パッケージのコピーライティングなどを担当。好きなおやつは『スナックミーのやさしいキャラメル』と『キングソロモンデーツ』。

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