
従業員が自由に利用できる「置きドリンク」サービスを設置している企業は多く、福利厚生の一環として広く普及しています。費用も比較的リーズナブルなので経費面での人気も高く、法人向けにあらゆるメーカーがオフィスドリンクを展開していますが、導入にあたっての注意点はその形態によって大きく異なります。
職場にドリンクコーナーを設けることで、どんな価値や効果がもたらされるのか。どのような点に着目してサービスを選ぶべきなのか。基本的なメリット&デメリットをはじめ、導入前に気をつけたい注意点や飲み物のおすすめ活用方法などをご紹介します。

長い時間を過ごす職場で、一日飲み物をまったく飲まずに過ごすということはまずあり得ません。業種によっては水分補給のタイミングが休憩時間に限られる場合も多く、わざわざ社外に出て購入する手間は省きたいものです。コンビニや自販機がオフィスから離れていたり、大きなオフィスビルでエレベーターの順番待ちが発生したり…一度の外出にかかる時間はそう長くありませんが、年間で合計してみると、実はちょっと驚くほどの長時間が費やされているものです。「一度外出すると集中力が途切れてしまう」という方もきっと少なくないはず。
そんなとき、社内にフリードリンクやコーヒーサーバー、ウォーターサーバー、自動販売機などが設置されていると非常にありがたいですよね。調達に時間がかからず手軽なだけでなく、色んな種類のドリンクから選ぶことができると、その時の気分(目を覚ましたい時はコーヒー、暑い外から戻ってきた時は清涼飲料水…など)に合うものを飲めて満足度が向上します。水筒を持参する手もありますが、毎日洗う手間やカバンが重くなる懸念を考慮すると、職場でさっと飲み物を得られるに越したことはありません。
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喉が渇いた時の水分補給だけでなく、仕事中に飲み物を飲みたくなる場面はさまざま。気分を変えたい時や少しリラックスしたい時などに「なにか飲む」という行動はとても有効的です。いいアイデアや企画が思いつかず行き詰まったり、残業中に眠気や疲れを感じたり…そんなシーンで熱いコーヒーや好きなドリンクを飲み、ほっと心を落ち着けた経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
頭がすっきりしたり、気持ちが安らいで業務に前向きに戻れるだけでなく、社内で飲み物を調達するために「少し歩く」という行動もまたメリットのひとつ。同じ姿勢で長時間デスクから動かず座りっぱなしでいると、腰をはじめ全身の筋力低下や血行不良を招き、あらゆる疾患のリスクが高まってしまいます。外出ほどの長い時間をかけることなく、トイレ休憩程度の規模で定期的に立ち上がる・歩く機会を増やせるのは、体が資本のオフィスワーカーにとって非常に健康的な取り組みといえるでしょう。仕事中に飲むドリンクのおすすめ紹介もぜひご参照ください。
「缶コーヒーだけ」「お茶だけ」と思ってコンビニに行っても、ついちょっとしたお菓子やホットスナックを買ってしまう…そんな無駄遣いの経験はきっと誰にでもあるはず。たとえ数百円でも日々回数がかさめばそれなりの金額になってしまいますし、ハイカロリーな間食の習慣がついてしまうと肥満や生活習慣病に繋がりかねません。そもそも飲み物自体も、コンビニで買いがちなカフェラテやエナジードリンクは添加物や砂糖を非常に多く含んでいます。
福利厚生の飲み物は、従業員が無料で自由に使えるドリンクサーバー類のほか、有償であっても数十円~100円前後の安価なものがほとんど。ついで買いの機会を減らせるだけでなく、日々のちょっとした出費を確実に抑えることができるのは嬉しいポイントですね。わざわざコンビニで買うには少し高価に感じる、ミネラルウォーター・お茶・ブラックコーヒーなどのローカロリーな飲み物が手に入りやすいのも魅力的です。
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取引先やクライアントなど、社外のお客さまが来た時には飲み物の用意が欠かせません。しかし、その日の寒暖やお客さまの好みを咄嗟に反映するのはなかなか困難なもの。コロナ禍以降は、会議後に持ち帰ることができて洗い物も出ない、買い置きのペットボトル飲料をそのまま出すケースが増えていますが、保管場所がかさばる、おもてなしとして味気ない…などの課題が散見されます。
福利厚生としてドリンクコーナーを備えていれば、季節やその日の天候に合わせて、暑い日にはさっぱりと冷たいお茶を、寒い日には熱々のホットコーヒーをすぐ出すことができます。コーヒーを飲めない方には日本茶や紅茶をお出しするなど、臨機応変なおもてなしが可能に。珍しい飲料や、こだわりのドリンクサーバーやドリップコーヒーを用意している場合は、アイスブレイクの雑談のタネにもなりますね。来客用にわざわざ茶葉からお茶を淹れたりする必要もなくなるので、総務部・バックオフィス部署・新人スタッフ・若手社員の雑用を減らす効果も期待できます。
従業員のために導入する福利厚生は、規模が小さいものから大きいものまでバリエーション豊か。せっかく導入するのならと、福利厚生を通じて昨今話題となっている健康経営を始めようと思うも、スポーツクラブ・フィットネスジムの法人契約、社員食堂の設置などには多くのコストがかかり、選択しかねている企業さまのお声をよく伺います。企業側の運用の手間や継続にあたってのランニングコストも無視できません。
しかし、飲み物の福利厚生はなんといってもリーズナブルな点が魅力です。ドリップコーヒーやティーバッグを買い揃えて設置する場合はそれらの購入費だけで済みますし、自動販売機を設置する場合も、電気代は月々数千円前後と意外と安価。コーヒーサーバーやティーサーバーの場合も、筐体のレンタル費用はかからず月々数千円の電気代+飲料代のみで使用することができます。大掛かりな補充・清掃などはメーカーにお任せできるケースが多いので、人事部・総務部などのバックオフィス側の運用の手間も軽度に抑えられます。
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コロナ禍に広まったテレワークが落ち着き、出社を再開するようになった企業が増えてきています。「対面コミュニケーションが無くとも支障なく仕事ができる」としてもなお、雑談がもたらす交友関係の拡大や心の和み、意図せず出会った相手とお喋りをする偶然的な交流はかけがえのないものです。出社を再開したオフィスの従業員同士がどこかぎこちなく、自然なコミュニケーション機会の創出に悩まれている経営者さまは少なくありません。
そんな時、ドリンクコーナーは社内交流の拠点として大きな役割を果たします。不特定多数の従業員が立ち寄りやすく留まりやすい、オープンなコーナーづくりを意識すれば、コーヒーを淹れたり飲み物のフレーバーを選んだりしている間に、部署の垣根や上下関係を超えたちょっとしたコミュニケーションが生まれることでしょう。かつての煙草休憩よりはるかに健康的である点も魅力のひとつです。コーヒーコミュニケーションをしやすい導線を構築するのもよい手段のひとつ。

ビジネス現場におけるドリンクの筆頭であるブラックコーヒー。他社へ打ち合わせに出向いたときなども提供される確率が高く、置きドリンクのラインナップでもコーヒーが大きな人気を集めていますが、好まない・飲めない人、また健康上の理由でカフェインを避けている人も決して少なくはありません。「コーヒーが最も無難」「コーヒーであれば誰もが喜ぶ」という安易な想定でコーヒーのみの福利厚生を用意すると、そういった従業員にとっては強い不平等感を抱くことにつながってしまいます。
「他の従業員と異なり、自分は提供されたドリンクを飲めない(福利厚生を利用できない)」という単なる待遇面の不満に留まらず、所属する企業に対して「従業員のことを考えられていない」「自分は大切にされていない」というネガティブな感情を持たれてしまうような事態は避けなければなりません。そのためにも、提供する飲み物の種類・フレーバー選びには慎重になる必要があります。
職場に自動販売機やドリンクサーバーを置くと、従業員が業務中に摂取する飲み物の多くがそのラインナップに依存します。会社にあるドリンクを仮に従業員が毎日欠かさず飲んだとして、健康状態が悪化しないと自信を持って言えるでしょうか?カフェイン過多のエナジードリンクや甘い缶コーヒー、添加物の多いジュース・炭酸飲料などを格安で気軽に購入できる環境を用意してしまうことには、十分な注意が必要です。
毎日長い時間を過ごすオフィスで、パフォーマンスアップのためにドリンクを提供するからには、それを利用する従業員の健康を損ねないようなラインナップを選びましょう。味やおいしさ、コストパフォーマンス、物珍しさだけでなく、カロリーや添加物にも十分に配慮するのが望ましいです。
新入社員が社内のちょっとした雑用を担うというのはよくあることですが、従業員のために設置したはずの福利厚生で、従業員に新たな雑用・タスクを生んでしまっては元も子もありません。たとえばコーヒーサーバーの場合、粉・水の補充やちょっとした清掃は、メーカーの担当者ではなく利用する企業側で行う必要があります。ウォーターサーバーのボトルの入れ替え、空になったボトルの返却などもそれにあたります。
可能なかぎりバックオフィス部署内で運用タスクを完結させたいところですが、従業員にも手伝ってもらう必要があるならば、少しでも「余分な仕事を増やされた」と思われないような工夫が求められます。機械的に新人や若手に押しつけるのではなく、利用者たちで平等に当番を回す、コミュニケーションをとりながら協力して清掃するといったポジティブに取り組めるルールを設けるのがよいでしょう。

ドリンクサービスの運用にあたって発生する従業員のタスク(補充・清掃など)について述べましたが、もちろんバックオフィス部署のリソースも有限です。サービスによって利用企業が行うべき作業が異なるので、オフィスの大きさ・従業員の人数・総務部の業務量などを鑑みて、自社にとって最も適切な規模感の福利厚生を選ぶ必要があります。
昨今では、メーカー担当者が定期的に補充・清掃を行ってくれるサービスも珍しくないので、導入検討段階で運用方法についても詳しく確認するのがよいでしょう。一般的に自動販売機型の筐体は管理・維持をすべてメーカーに任せることができますが、その一方でカスタマイズ性や自由度(商品のリクエストなど)が下がることもあるので、条件を天秤にかけてじっくり吟味することをおすすめします。
前述したとおり、ドリンクサーバーや自販機型の福利厚生を設置する場合は、一定額の電気代がかかることを考慮に入れなければなりません。月々の額は大きなものではありませんが、長く利用する場合の試算はもれなく行う必要があるでしょう。コンセント付近が煩雑にならないよう、設置エリアの配線・導線をあらかじめ整理しておくことも重要です。
また、とくに小さなオフィスや営業所の場合は消費電力についてもよく試算を行い、ブレーカーが落ちないか、業務で使用する機器のパフォーマンスに影響がないかなどを前もってシミュレーションするのがおすすめです。特にハードディスクやサーバーを有するWeb/IT企業の場合は、バックオフィス部署だけでなく、システム部署やエンジニア部署などにも念のため事前確認をとると安心ですね。
「オフィス内のどこにドリンクコーナーを設けるか」はなかなか悩ましい点のひとつ。元から広い休憩コーナー・カフェコーナーを有する企業の場合は、おのずと設置場所が決まってきますが、ドリンクの導入を機に初めてそういったエリアを設ける場合は、従業員のために注意すべきポイントがたくさんあります。以下のような点に十分配慮して場所を決めましょう。広さの都合上、執務スペースから大幅に離すことができない場合でも、振動を防げるマットや防音パーテーションなどを使用すると快適な空間をつくることができます。
・執務エリアに従業員同士の会話が聞こえてもうるさくないか
・コーヒーなどホットドリンクの匂いが気にならないか
・機器の稼働音、常に聞こえるモーター音、振動などが気にならないか
・ゴミ捨てに便利な場所か(過度に奥まっているとゴミ捨て時の運搬が困難)
・排水設備を併設しない場合、給湯室や洗面所から過度に離れていないか

からだにやさしいナチュラル素材の置き菓子が届くスナックミーオフィスでは、法人向けドリンクコースやコーヒーコースもお取り扱い中です。届く飲み物は、焙煎所と一緒に開発した本格コーヒーや、茶葉から厳選した日本茶・紅茶・中国茶などバリエーション豊か。すべて添加物を使わず、従業員さまの健康状態に十分に配慮したものだけをご用意しています。
オフィス備品の紙コップや従業員の私物マグカップで簡単に作れて、管理・保管も簡単な常温ティーバッグ型でお届けするので、在庫が場所をとったり重くて運搬が困難であったりすることもなく、省スペースで手軽にカフェクオリティの飲み物をお楽しみいただけます。
中でもコーヒーは、淹れる手間と水気を含んだごみが課題のドリップパックや、風味が落ちる顆粒インスタントではなく、ちょっと珍しいティーバッグ型で届きます。コンビニや量販店では流通していないこだわりのオリジナルドリンクの数々は、コミュニケーションの機会創出にもぴったり。費用を抑えながら他にはない出社価値を生み出すお手伝いをいたします。

執筆者 中川栞|株式会社スナックミー ライター・エディター
Web制作会社の管理職としてライターの指導・教育に従事したのち、株式会社スナックミーでコンテンツ制作を手掛ける、おやつライター兼エディター。安心・安全の「おやつ時間」の楽しみ方や、暮らしや職場におやつがある日々の豊かさ、福利厚生置き菓子の魅力を軸に、自社オウンドメディア『snaq.me magazine』の記事や商品パッケージのコピーライティングなどを担当。好きなおやつは『スナックミーのやさしいキャラメル』と『キングソロモンデーツ』。

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