
介護施設や病院、工場、物流拠点、ホテルなど、夜勤のある職場では「夜勤中の食事をどうするか」が悩みの種になりがちです。深夜は営業している飲食店が限られるうえ、業務の状況によっては休憩のタイミングがずれることもあるため、食事の用意に工夫が必要になる場面もあるでしょう。
そこで検討したいのが、夜勤スタッフへの食事補助です。夜勤の食事補助には深夜勤務ならではの非課税ルールもあり、条件を押さえておけば、会社の負担を抑えながら無理なく続けられる仕組みを作りやすくなります。
本記事では、夜勤の食事補助に関する非課税ルールと主な補助の方法、夜勤のある職場で導入するときのポイントを解説します。深夜でも手軽に利用できる設置型社食の福利厚生『snaq.me office (スナックミーオフィス)』もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※本記事の内容は2026年10月時点の情報です。最新の制度内容は国税庁のホームページなどでご確認ください。

深夜から早朝にかけては、営業している飲食店が限られます。地域によっては近くにコンビニエンスストアがない職場もあるため、勤務前に食事を買っておく、お弁当を持参するなど、食事の準備を従業員本人に委ねている状況も珍しくありません。
さらに夜勤は、少人数で現場を回すことが多い働き方です。医療や介護の現場のように急な対応が入りやすい職場では、休憩を予定どおりにとれないこともあります。結果として、食事がとれなかったり、手早くすませられる偏った食事が続いたりしやすくなります。
そのため、栄養バランスのとれた食事や、忙しい合間に手軽に栄養補給ができる軽食が職場に用意されていると、働きやすさにつながります。
夜勤は本来眠っている時間帯に働くため、生活リズムが乱れやすい働き方です。そのうえ、食生活の乱れが重なると、疲れやすさや日中の不調につながりかねません。
また、深夜から明け方は、眠気や疲労で集中力が落ちやすい時間帯でもあります。空腹のまま働き続けるのではなく、適度なタイミングで栄養をとれる環境を整えることは、従業員の体調管理だけでなく、安全で質の高い業務を続けるうえでも大切です。
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夜勤のある業種の多くは、慢性的な人手不足に直面しています。食事補助のように日々の働きやすさに直結する福利厚生があることは、従業員の満足度を高める手段になります。「夜勤のときも会社が食事を気にかけてくれている」という実感は、職場への信頼や定着にもつながります。求人の際に福利厚生としてアピールしやすい点もメリットです。

会社が従業員の食事代を負担する場合、原則として支給分が給与として扱われ、所得税の課税対象になりますが、一定の条件を満たせば非課税にできます。ここでは、まず前提となる基本のルールを確認したうえで、夜勤のある職場で押さえておきたい2つの特例を紹介します。
なお、税務上の扱いは支給の方法や勤務の実態によって変わる場合があります。具体的な運用が条件に当てはまるかどうかは、顧問税理士や所轄の税務署にご確認ください。
夜勤に限らず、すべての従業員に共通する基本のルールです。弁当などで食事そのものを支給する場合は、次の2つの条件を両方満たせば非課税になります。
従業員から、食事の価額の50%以上を実際に徴収していること
食事の価額から従業員の負担額を引いた残り(会社負担分)が、月額7,500円(税抜)以下であること
たとえば1食600円の食事を月20回支給する場合、総額は12,000円です。従業員が半額の6,000円を負担すれば、会社負担は6,000円で上限内に収まります。
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調理施設がないなどの理由で夜食を現物で用意するのが著しく困難な場合、現物の代わりに支給するお金にも非課税の特例があります。対象は、就業規則などで定められた正規の勤務時間の一部または全部が、午後10時から翌日午前5時までにかかる「深夜勤務者」です。
非課税となるのは、1回あたりの支給額が650円(税抜)以下の場合です。通常の給与に加算して、勤務1回ごとの定額で支給することが条件です。
通常の勤務時間外に残業や宿日直をした人に食事を現物で支給する場合は、原則として全額が非課税です。
ここで注意したいのは、「残業で深夜まで働いた人」と「もともと深夜シフトで働く人」は扱いが異なる点です。夜勤そのものが正規の勤務時間である場合、残業の特例は使えず、先に紹介した2つのルールに従う必要があります。なお、夜勤スタッフでも、決められたシフトを超えて残業した場合はこのルールの対象になります。

夜勤スタッフへ食事補助を行う場合は、職場の規模や設備、夜勤の人数に合わせて選びましょう。ここでは代表的な5つの方法について、それぞれのメリットと注意点を紹介します。
夜勤1回ごとに一定額の夜食代を、給与に上乗せして支給する方法です。準備の手間がほとんどかからず、従業員は好みのものを自由に選べます。一方で、深夜に食事を購入できる場所がない職場では、現金よりも現物支給のほうが便利な可能性もあります。また、現金支給を非課税で扱えるのは、「夜食を現物で用意するのが著しく困難な場合」に限られ、支給額にも上限があるため、条件をよく確認したうえで導入しましょう。
大規模な病院や工場などでは、夜間も社員食堂を運営しているケースがあります。温かい食事を提供できるため、従業員の満足度も高い方法です。ただし、工事や設備などの導入コストがかかるうえ、深夜営業のための調理スタッフの確保や運営コストが継続して発生するため、ハードルの高い方法でもあります。すでに社員食堂がある場合でも、夜勤帯は営業していないこともあるため、ほかの方法と組み合わせて夜間の食事をカバーする工夫が必要になります。
勤務前に弁当を届けてもらったり、ランチの際に夜勤帯の分をまとめて手配したりする方法です。社員食堂のような導入・運営コストがかからず、主食とおかずがそろった食事を用意できるのが魅力。一方で、深夜帯に対応してもらえる業者は限られるため、夕方までに届けてもらい、冷蔵保管しておく運用になる可能性が高いでしょう。夜勤の人数が日によって変わる職場では、注文数の調整に手間がかかる点に注意が必要です。
休憩スペースなどに食事や軽食、お菓子、ドリンクを常備しておく方法です。従業員は自分の休憩のタイミングで、必要な分だけ手に取ることができます。配達の手配が不要で、夜勤の人数が少ない職場でも運用しやすいのが特徴です。
置き型のサービスは、商品の保管方法が常温・冷蔵・冷凍の大きく3つに分かれます。冷蔵・冷凍タイプは食事としてしっかり食べられる一方、専用の冷蔵庫・冷凍庫や電子レンジを置くスペースと電気代が必要になります。常温タイプは設備がいらず省スペースで始めやすく、短い休憩でもさっと食べられる手軽さが魅力です。
提携する飲食店やコンビニエンスストアで使える食事券や、専用のICカード・スマートフォンアプリを通じて、食事代の一部を会社が補助するサービスです。従業員は加盟店の中から好きな店やメニューを選べるため、食の好みやアレルギー、その日の体調に合わせやすいのが魅力です。
一方で、夜勤の職場では使い勝手が立地に大きく左右されます。深夜も営業している加盟店が近くにあるか、休憩時間中に職場を離れて買いに行けるかを事前に確認しておくことが大切です。

日勤スタッフが多い職場では、補充直後に人気の商品がなくなり、夜勤スタッフが利用するころには品薄になっていることがあります。夜勤用の棚やボックスを分けたり、補充のタイミングを夕方以降にしたりと、どのシフトの従業員も同じように利用できる工夫が必要です。
置き社食・置き菓子は、従業員専用の休憩室や更衣室の近くなど、業務の合間に立ち寄りやすい場所に置くのが基本です。休憩時間が短い場合でもさっと食べられる環境が整っているとよいでしょう。また、介護施設や病院では、利用者さんや患者さんの目に触れない場所を選ぶ配慮も求められます。食品を扱う以上、直射日光や高温多湿を避け、賞味期限の管理も担当者を決めて行うと安心です。
深夜の食事や間食は、選ぶものによってはカロリーや糖分、脂質のとりすぎにつながります。栄養バランスに配慮されたものや、素材・原材料にこだわったものなど、夜勤中でも罪悪感なく手に取れるものがおすすめです。また、品ぞろえが限られていると、飽きやすく、満足度が低くなりがちです。しっかり食べたいときの食事と小腹を満たす間食、甘いものとしょっぱいものなど、種類の異なる商品をバランスよくそろえておくと、その日の体調や空腹の度合いに合わせて選びやすくなります。

夜勤のある職場の食事補助には、置き型社食の福利厚生『snaq.me office (スナックミーオフィス)』がおすすめです。素材にこだわった体にやさしいおやつを中心とする商品を、専用ボックスでお届けしています。
管理栄養士監修おやつをはじめ、焼き菓子、おつまみ、ナッツ、ヴィーガン対応のおやつ、ドリンク、コーヒー、お茶、プロテインバーなど、さまざまなコースを用意しています。おやつは100種類以上と豊富で、毎月約20種類の新作も登場するため、長く利用しても飽きにくいのが特徴です。休憩時間のリフレッシュから、夜勤中のちょっとした腹ごしらえまで、職場のニーズに合わせて組み合わせられます。
休憩中におやつを選ぶ時間は、仕事の合間に気持ちを切り替えるひとときにもなります。おやつをきっかけに従業員同士の会話が生まれるなど、コミュニケーションの活性化も期待できます。
職場に設置したボックスから好きな商品を選んで手に取れるため、時間を気にせず、深夜でも明け方でも利用できます。急な対応で休憩が後ろにずれても、自分のタイミングで食べられるのは、夜勤の職場ならではのうれしいポイントです。
また、おやつは1個あたり約200kcal以下を目安に個包装されているため、短い休憩でもさっと食べやすい量で、食べすぎの防止にもつながります。自宅に持ち帰れば、夜勤明けのひと息や次の勤務前の小腹満たしにも役立つため、職場の休憩時間だけにとどまらない福利厚生として楽しめます。
月額利用料や初期導入費、送料、備品代はかからず、商品代金のみで運用できます。日本全国への配送に対応しているため、地域を問わず利用でき、複数拠点にも導入しやすいサービスです。
商品代金は、会社が全額を負担するプラン、一部を負担するプラン、従業員が全額支払うプランから選べます。負担割合を調整できるため、非課税ルール(従業員が50%以上を負担し、会社負担は月額7,500円以下)を踏まえた設計も考えやすくなります。なお、自社の運用が非課税の条件に当てはまるかどうかは、導入前に顧問税理士などへ確認しておくと安心です。
夜勤のある職場では、深夜に営業している飲食店が少なく、休憩のタイミングがずれることもあるため、従業員が自分で食環境を整えることが難しい場合があります。会社として食事補助を用意することは、従業員の体調管理をサポートし、働きやすい職場づくりや人材の定着にもつながります。
夜食代の現金支給や食事の現物支給には非課税のルールがあり、条件を押さえて設計すれば、会社の負担を抑えながら補助をしやすくなります。なお、税制は改正されることもあるため、公的な情報もあわせて確認したうえで、自社の夜勤の実態に合った補助の方法を検討してみてください。
時間を問わず手に取れて、調理や配達の手配もいらない置き社食・置き菓子は、夜勤のある職場と相性のいい方法です。夜勤スタッフの食事補助には、ぜひ『snaq.me office (スナックミーオフィス)』の導入をご検討ください。

執筆者 snaq.me office編集部
からだにやさしい無添加おやつの法人向け置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』のコンテンツ編集部です。スナックミーオフィスの魅力や活用方法、福利厚生のお役立ち情報などをさまざまに発信していきます。

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