
利用者さんの毎日の暮らしに寄り添い、食事や入浴、移動などを支える介護の仕事。人の生活を支えるやりがいの大きな仕事だからこそ、働く職員自身の体調管理や休息にも、しっかり目を向けたいところです。職員が心身ともに健やかに働ける環境は、ケアの質を保つ土台であり、利用者さんやご家族の安心にもつながります。
本記事では、介護施設や老人ホーム、デイサービスなど、さまざまな介護の現場で求められる福利厚生と、低予算・省スペースから始められる食の福利厚生をご提案します。

公益財団法人介護労働安定センターの令和7年度『介護労働実態調査』によると、訪問介護員と介護職員をあわせた離職率は12.4%で、前年度と同水準でした。厚生労働省の令和7年『雇用動向調査』の全産業の離職率13.7%と比べると、低い水準です。
一方で、採用率は14.6%と2年ぶりに上昇したものの、従業員が不足していると感じている事業所は65.8%にのぼります。新たな人材の確保が難しい今、すでに働いている職員に長く活躍してもらうことが、これまで以上に重要になっています。
令和7年度『介護労働実態調査』において、職員が労働条件や仕事の負担について挙げた悩みは、次の順に多くなっています。
人手が足りない(52.3%)
仕事内容のわりに賃金が低い(38.1%)
昇給がない、少ない(29.9%)
身体的負担が大きい(23.9%)
また、満足度の項目では、「人員配置体制」に次いで「休憩室などの付帯設備」が、「賃金水準」と並んで改善の余地がある項目として挙げられています。休憩環境は、各事業所の工夫で手を入れやすい部分のひとつといえそうです。
同調査で、事業所が職場定着に効果があったと答えた取り組みでは、「有給休暇等の各種休暇の取得や勤務日時の変更をしやすい職場づくり」(57.9%)と「人間関係が良好な職場づくり」(54.6%)が上位に挙がりました。日々の休息や職員同士のつながりを支える福利厚生は、こうした職場づくりを後押しする手段のひとつになります。
また、求職者が職場を選ぶ際には、給与に加えて「働きやすさ」や「職場の雰囲気」も決め手になりやすい項目です。福利厚生を通じて、事業所ごとの個性や職員への想いを形にして伝えることは、採用の強化にもつながります。

福利厚生には、健康保険や厚生年金など法律で義務づけられた「法定福利厚生」と、事業所が独自に設ける「法定外福利厚生」があります。ここでは、介護業界でよく見られる法定外福利厚生を紹介します。
資格取得支援制度:介護福祉士の受験に必要な実務者研修の費用補助や、受験料の負担など。職員のキャリアアップと、事業所全体のケアの質の向上を同時に後押しする、介護業界らしい制度です。
住宅手当・職員寮:家賃の一部補助や、職員寮・借り上げ社宅の用意など。夜勤や早番で通勤時間が気になる職員や、遠方から入職する職員にとってうれしいサポートです。
託児所・保育料補助:施設内の託児所の設置や、保育料の一部補助など。子育て中の職員が、シフト勤務を続けながら、安心して働き続けられる環境をつくれます。
休暇制度の充実:有給休暇を取りやすい雰囲気づくりや、リフレッシュ休暇・誕生日休暇などの特別休暇。シフトの調整が必要な介護の現場だからこそ、計画的に休める仕組みが求められています。
腰痛対策・健康管理:介護リフトや介護ロボットの導入、身体の負担を減らす介護技術の研修、ストレスチェックの実施など。体を使う仕事を長く続けるための取り組みです。
食事補助・休憩環境の整備:職員向けの食事提供や食事代の補助、休憩室の環境づくりなど。すべての職員が恩恵を受けやすい一方、シフト勤務の介護現場では、時間帯によって利用できる職員に差が出やすいという課題もあります。
24時間365日、利用者さんの生活を支える介護の現場には、一般的なオフィスワークとは異なる働き方ならではの悩みがあります。入所施設では早番・日勤・遅番・夜勤のシフトが重なり合い、通所や訪問の事業所では送迎や移動をはさみながら一日が進みます。事業所の規模や運営形態によって、取り入れやすい福利厚生もさまざまです。
早番・遅番・夜勤と食事の時間が日によって変わるので、手軽に栄養を補えるものを用意したい
夜勤の時間帯にも利用できる、食の福利厚生がほしい
休憩は施設内で過ごすことが多いので、気分転換の選択肢を増やしたい
体を使う仕事だからこそ、職員の日々の体調管理をサポートしたい
小規模な事業所でも無理なく始められる福利厚生を探している
給与面以外で、求人票に書ける魅力的な福利厚生がほしい
直行直帰の多い訪問介護でも、職員同士がつながる機会をつくりたい
フロアやユニットを越えた、施設全体の交流をもっと増やしたい
休憩室をもっとくつろげる空間にしたい

休憩室に置いておけば、時間を問わずいつでも手に取れるのが置き菓子の福利厚生の魅力です。社員食堂やお弁当の配達は日中の時間帯に偏りがちですが、置き菓子なら早番・遅番・夜勤の職員にも平等に楽しんでもらえます。
スナックミーオフィスでは、素材を活かした管理栄養士監修のおやつをはじめとする、体にやさしい商品を用意しています。白砂糖や人工添加物に頼らないナチュラルな味わいのため、深夜の小腹満たしや夜勤明けの疲れた体にもぴったりです。
さらに、移乗や入浴介助など体を使う場面の多い介護の仕事では、エネルギーやたんぱく質をしっかりとることも元気に働き続けるための基本です。スナックミーオフィスでは、おやつのほかにグルテンフリーの植物性プロテインバーも取り扱っています。忙しくて食事がとりにくい日でも、手軽にたんぱく質を補えるので、日々の体づくりを支える軽食として重宝します。
【関連記事】残業食・夜食を福利厚生でサポート。体にやさしいおすすめ食材と選び方
短い休憩でもさっと気持ちを切り替えられるよう、おやつはひと口サイズの個包装が中心。1袋約200kcal以内に調整されているので、深夜の間食でも罪悪感なく手に取れるのがうれしいポイントです。本格コーヒーやお茶コースもあわせて導入すれば、休憩室がほっとひと息つけるカフェスペースになります。
また、シフト制の職場では、同じ事業所で働いていても顔を合わせる機会が限られます。休憩室に置き菓子コーナーがあれば、申し送りの前後や休憩の合間に自然と人が集まる場所になり、ちょっとした雑談のきっかけが生まれます。バリエーションも豊富で、スーパーやコンビニでは購入できない商品のため、それ自体が会話の話題にもなるはずです。
【関連記事】社内コミュニケーションの活性化施策に。置き菓子・オフィスコーヒーの福利厚生
グループホームや小規模なデイサービス、訪問介護事業所など、まずは小さく始めてみたいという現場にもおすすめです。スナックミーオフィスでは、利用人数の制限を設けておらず、さまざまな料金プランをご用意しています。法人側の負担ゼロで導入できるプランもあり、利用する職員ご自身がキャッシュレスで決済する仕組みのため、小銭の管理や集金の手間もかかりません。
また、送料無料で日本全国に対応しており、届いた商品は休憩室やスタッフルームの空きスペースに置くだけで設置が完了します。冷蔵什器も電源も不要なので、電気代などの維持費もかかりません。複数の施設や事業所を運営する法人さまでも、拠点の規模にあわせて無理なく取り入れられます。

介護施設で置き菓子を導入する際に最も気をつけたいのが、設置場所です。利用者さんの中には、飲み込む力が弱くなっている方や、食事制限・食物アレルギーのある方もいらっしゃいます。誤って口にしてしまうことがないよう、休憩室やスタッフルームなど、利用者さんの手が届かない職員専用のスペースに設置しましょう。
日中に在庫が減ってしまい、夜勤の職員が出勤したときにはほとんどなくなっていた…ということがないよう、補充の担当者やタイミングをあらかじめ決めておくと安心です。夜勤帯の職員が利用しやすいよう、設置場所や決済方法を全員に周知しておくことも大切です。
導入後は、どんな商品がよく選ばれているか、どの時間帯によく利用されているかを確認しながら、コースや数量を見直しましょう。おやつのほか、ドリンクやコーヒー、プロテインバーなど職員のニーズにあわせて組み合わせることで、利用率の高い福利厚生として定着しやすくなります。
はい、導入いただけます。スナックミーオフィスには利用人数の下限がないため、数名規模のグループホームや訪問介護事業所でもご利用いただけます。
はい。休憩室などに置いておくだけなので、24時間いつでもご利用いただけます。購入はキャッシュレス決済のため、事務スタッフが不在の夜間や休日でも職員ご自身で精算できます。
必要ありません。常温で保管できる商品を中心にお届けしているため、冷蔵什器の設置スペースや電気代はかかりません。
全国へお届け可能なため、地域の異なる複数拠点への導入もご相談いただけます。拠点ごとの人数や運用方法については、お気軽にお問い合わせください。
福利厚生費として計上できるかどうかは、費用の負担方法や対象となる職員の範囲など、一定の条件によって異なります。詳しくは、顧問税理士などの専門家にご確認ください。
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質の高いケアを届け続けるためには、まず職員自身が心身ともに健やかであることが欠かせません。職員を大切にする事業所の姿勢は、日々のケアを通じて利用者さんやご家族にも伝わり、地域から選ばれる施設になるための力にもなります。
とはいえ、福利厚生は導入して終わりではなく、職員に満足してもらい、無理なく続けられてこそ価値が生まれます。まずは低予算・省スペースで始められ、毎日の休憩にささやかな楽しみを添える『スナックミーオフィス』を取り入れてみませんか。

執筆者 snaq.me office編集部
からだにやさしい無添加おやつの法人向け置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』のコンテンツ編集部です。スナックミーオフィスの魅力や活用方法、福利厚生のお役立ち情報などをさまざまに発信していきます。

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