
海外の大手企業を皮切りに、日本国内のグローバル企業や外資系企業においてもオフィス回帰の波がぞくぞくとみられる昨今ですが、求職者にとっては依然としてリモートワーク・ハイブリッドワーク推進企業が根強い人気を誇っています。そういった時勢下で優秀な人材の確保や従業員満足度の向上、企業のブランドイメージアップをねらうためには「出社したくなるオフィスづくり」への工夫が不可欠といえます。一見大掛かりな予算や広さが必要なように感じますが、たとえば福利厚生サービスなどを活かせば、低コスト・省スペースで少しずつ環境をよくしていくことができます。
自社の出社率アップにお悩みの人事・総務ご担当者さまにお役立ていただけるよう、いま一度オフィス回帰のメリットを見直しながら、出社したくなるオフィスの特徴や仕掛けづくりのこつ、施策導入時の注意点などをご紹介します。出社意欲醸成やコミュニケーション活性化に役立つナチュラル置き菓子の社食サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』についてもあわせてご覧ください。

そもそも従業員の出社率が高まると、企業や事業にとってどういった利点が得られるのでしょうか。契約しているテナントスペースを無駄なく有効活用できるという直接的なメリットのほかにも、以下のようなさまざまなベネフィットを生み出すことができます。
従業員全体の離職率低下や、優秀なスタッフの損失防止、教育コストがかかる新卒社員の採用など…人材にかかわるあらゆる計画を成し遂げるためには、企業に対する従業員の高い帰属意識が欠かせないといえます。「自分はこの組織の一員である」という感覚を醸成するためには、正当な評価制度、同僚との気安いコミュニケーション、長期勤続を見据えた成長支援などさまざまな要素が求められますが、やはりその中で「対面でともに仕事に取り組む」という勤務形態が持つうまみを逃す手はありません。
リモートワークではチームの一体感が薄まる…と聞くと、論理的な根拠をもたない感情的な見解のように思えますが、帰属意識醸成に役立つ「上司や同僚との相互理解」や「企業の理念浸透」といった要素の数々は、遠隔のテキストコミュニケーションや通話だけでは高い精度を発揮しにくいものです。日々顔を合わせて直接言葉を交わせる環境をぜひ有効活用したいものです。
たとえばエレベーターを待つ間のちょっとした雑談、外回りや商談から戻ってくる道すがらの会話など、社内で偶然居合わせた同僚と行うなにげない日常会話をインフォーマルコミュニケーションと呼びます。かつては「業務上の私語は無駄なもの」とみなす気風もありましたが、近年ではそういった気楽なお喋りにこそ業務に役立つアイデアが芽生えるものだという視点が広がり、その価値に注目が集まっているのです。
打ち合わせや業務報告、1on1などの仕事上で発生するフォーマルコミュニケーションと異なり、雑談シーンでは発言のハードルが低く気持ちもリラックスしていることから、柔軟なアイデアが浮かんだり、異なる職種ならではの発想の違いに気づけたりする傾向がみられます。インフォーマルコミュニケーションを誘発する拠点として、休憩コーナーのようなマグネットスペース(人々が自然と集まれる空間)があるとさらによいですね。
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オンライン通話ツールを活用すれば、画面共有や資料共有を容易く行うことは可能ですが、とくにまだ関係値の浅い新人や他部署のメンバーが相手である場合、遠隔コミュニケーションが対面でのやりとりにスムーズさで優ることはまずありません。スクリーンショットツールや専門用語を駆使することなく、画面上の要点や項目をすぐ指し示すことができたり、紙資料をさっと参照したりできる環境は、発信側・受け手側双方の手間と負担を大きく削減します。
たとえ完成度の高いマニュアルや、自社独自のデジタルツールをもとにスムーズに働く環境が整っていたとしても、遠隔やりとりの品質はひとえに発信側の言語化能力に大きく左右されてしまうものです。精度の低い遠隔共有は受け手側のストレスにもなりかねず、そういった側面でも出社対面形態の利点は大きいといえるでしょう。
いくらテキストコミュニケーションの精度が高い関係性であったとしても、対面していない同僚の心身の不調に気づくのはさすがに困難なものです。とりわけメンタルの不調を抱えている場合、遠隔コミュニケーションのみでは相談や申告のハードルも高くなり、上司やメンター側としても判断材料が少なく適切なケア・サポートを行えなくなってしまう可能性があります。
部下や指導対象者の業務品質だけでなく、日々の顔色や業務中の様子、食事・休憩・睡眠を適切にとっているかなどを対面で日常的に気にかけることで、休職や退職につながる著しい心身の不調が突如発覚するケースを未然に防ぐことができます。
とくにリモートワークで仕事が大幅に捗った経験をもつ人の場合、会社までの通勤時間の長さや人間関係の良し悪しを問わず、そもそも「仕事に集中できる空間」「さまざまな働き方に順応した空間」に心地よさを感じるようになります。たとえば在宅勤務時は話し声などのノイズがない環境で業務に没頭できたのに、出社すると賑やかな大人数デスクにつかざるを得ない…といった場合、著しいパフォーマンスダウンや不満の蓄積につながりかねません。
あらゆる職種や個々人の業務ペースを尊重できるよう、たとえば単独作業に集中できるソロワークブースや、会議室を使うほどではなく開けた空間で行いたい相談にぴったりのカジュアルミーティングスペース、オンオフの切り替えに役立つリフレッシュスペースなどを設けるとよいでしょう。大掛かりな工事や増床を行わなくても、壁に向かい合った静かなエリアに仕切りつきカウンター席を設置したり、開けたスペースにカフェテイストのテーブルやソファを設置するなど、工夫次第でさまざまな空間をつくることができます。
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出社時には身支度や満員電車によって、終日在宅で稼働する人よりも疲労が生まれてしまうもの。この懸念をすべて回避・解消する…というのは残念ながら現実的ではありません。そんな中でも出社ベースでポジティブに働いてもらうためには「会社に行くとなにかいいことがある」「在宅でも仕事できるけど、せっかくなら出社しようかな」という意識を育むために、ちょっとしたインセンティブになるような仕掛けづくりが有効的です。
たとえば、自腹購入するにはハードルの高い高品質なデスクチェアを用意したり、より処理能力の高い機材を導入したりといった業務環境グレードアップのほか、少しリッチなお菓子やコーヒーの提供、オフィス近隣で利用できるスポーツジム・フィットネスジムの優待サービス導入などさまざまな手段が考えられます。従業員の性格や企業風土によって好まれるインセンティブが変わってくるので、事前にヒアリングをするのがおすすめです。
在宅勤務日のほうが、意外と食事の準備が大変だと感じた経験を持つ人も少なくないのでは。自宅で仕事中に昼食をとる場合、一旦身支度をして外に出かけたり自分で調理したりする必要があるため、人によってはオフィス出社時のほうが利便性が高いことも珍しくありません。
出社価値を高める施策として高い支持を得ている食事補助は、従業員数や昼食事情ごとにあらゆる選択肢があり、自社に適するものを選べる柔軟性の高さも魅力的です。職場近隣店舗が充実しているならランチチケットやシャッフルランチ制度を導入したり、周辺の飲食店が昼どきに混雑している場合は、オフィスコンビニや仕出し弁当を頼むのもいいでしょう。設置型の社食サービスなら省スペース・低コストで運用できます。
社内メールやチャットツールでは、上司や先輩、他部署・別チームの同僚に話しかけにくいという声が上がってはいませんか。かしこまった依頼や相談だけでなく、雑談のような気軽さでちょっと意見を聞くことができたり、会話を通じて趣味や経歴などのパーソナルな一面が垣間見えたりすると、それだけでぐっと心理的負担低下・業務の質向上につながるものです。
ただ「いつでも相談して」と伝えるだけでなく、社内の導線をいま一度見直してみるのが改善への近道です。大きなテーブルを複数名でシェアして使うフリーアドレスエリアを設けたり、飲み物を淹れながら少し立ち止まって雑談できるオフィスカフェスペースをつくったりするのもいいですね。特別な用事がなくともちょっと立ち寄ってみたくなる空間創出には、置き菓子やコーヒーが効果的です。あくまで強制的ではない、自然な交流発生を目指しましょう。

オフィス回帰にともなって生まれる「従業員同士の交流を活性化させたい」「他の部署のメンバーとも親しく話せるようになってほしい」という管理部門側の心情は察するに余りありますが、むやみに飲み会やレクリエーション行事を開催するのはリスクをともないます。とくにコロナ禍中に採用した従業員が多く在籍している場合は、焦って対面行事を増やすと従業員の負担増加につながる危険性があります。実施の際はメンバーの意向をあらかじめよく確認したり、参加の心理的ハードルを下げる工夫をするとよいでしょう。
福利厚生の充実化による出社価値向上に取り組んだとしても、その恩恵を受けられる従業員が職種ごとに著しく限られてしまうと、新たな不満を引き起こしてしまうかもしれません。たとえばお弁当のデリバリーやケータリングサービスを導入した場合は、営業などの外勤スタッフが社外で利用できるランチチケットもあわせて導入する、といった工夫が必要です。公平性の高い福利厚生は、従業員と企業間の信頼関係に直結するといっても過言ではありません。
出社・在宅に二極化することなく、状況ごとにそれぞれの利点を臨機応変に活かした働き方を「ハイブリッドワーク」といいます。たとえば個人作業に集中したい日は自宅やコワーキングスペースで働くテレワーク、打ち合わせや口頭相談を行いたい日は従来通り出社するオフィスワークを選択するといったスタイルで、働き方の多様性を考慮しながら出社派・在宅派双方の満足度を高め、生産性向上にも役立てられます。やみくもに出社を推進するのではなく、こういった折衷案を採用する柔軟性も持てるとなおよいでしょう。
コロナ禍をきっかけにリモートワークの導入&利用ハードルが下がったことで、子育てや介護と仕事を無理なく両立できるようになったり、遠方在住の優秀な人材を採用できたりと、企業・労働者双方にとって喜ばしい側面もありました。そういったやむを得ない事情のある従業員は、オフィス回帰の時勢になってからもリモートワークを継続することになりますが、以降すべてのものさし(評価基準や社内行事参加方法など)を出社前提にしてしまうのではなく、個別の配慮も忘れないことが大切です。

出社時のインセンティブとして働きやすい環境整備に取り掛かる場合は、はじめから大掛かりな投資(リフォームや機材購入など)をするのではなく、小さなサービスから試してみるのがおすすめです。社内休憩コーナーをささやかなカフェ空間に変える、わたしたちスナックミーが提供するごほうび置き菓子の福利厚生『スナックミーオフィス』を拠点に、出社したくなるオフィスづくりを始めてみませんか。
届くお菓子はどれもリッチなマルシェクオリティでありながら、すべて体にやさしい無添加仕立て。人工保存料や合成着色料、白砂糖やマーガリンなどを使わず、一日の間食として適切なカロリーに収めた罪悪感のないおやつを作っています。小腹をしっかり満たす焼き菓子や栄養豊富なドライフルーツ、ちょっぴりジャンクな気持ちも満たされるチップスなど、おやつの種類は常時100種類以上。健康経営に役立つヘルシーお菓子のほか、本格スペシャルティコーヒー・植物性プロテインバー・国産チキンジャーキーなど、さまざまなニーズを細やかに満たす社食サービスとしてご活用いただけます。

執筆者 中川栞|株式会社スナックミー ライター・エディター
Web制作会社の管理職としてライターの指導・教育に従事したのち、株式会社スナックミーでコンテンツ制作を手掛ける、おやつライター兼エディター。安心・安全の「おやつ時間」の楽しみ方や、暮らしや職場におやつがある日々の豊かさ、福利厚生置き菓子の魅力を軸に、自社オウンドメディア『snaq.me magazine』の記事や商品パッケージのコピーライティングなどを担当。好きなおやつは『スナックミーのやさしいキャラメル』と『キングソロモンデーツ』。

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全国150社以上の生産者さんと一緒につくる、ほかでは食べられない特別なおやつたち。
体と心にやさしいスナックミー基準のおやつを、ワクワクと一緒にお届けします。
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