
会社で従業員が利用できる福利厚生の定番、オフィスドリンクサービス。ウォーターサーバーやコーヒーマシン、給茶機やティーバッグなど色々な形態がありますが、管理・運用をメーカーや業者に一任できる自動販売機型サービスが根強い人気を誇っています。飲み物に限らずちょっとしたお菓子やパンなどの軽食、こまごまとした日用雑貨などを購入できる筐体もあるため、手軽なオフィスコンビニ(無人売店)のように使えるという点も大きな利点のひとつです。
オフィスドリンクやオフィスカフェの導入・構築を検討中の企業さまに、今回は職場に自動販売機を導入するメリットとデメリット、自販機とあわせて導入したい非電源什器の法人向け置き食サービス・スナックミーオフィスについてご紹介します。

オフィスビル内に社員食堂やコンビニがあったり、歩いてすぐ行けるところにランチに手頃な飲食店があったり…都市部のオフィスは食事や飲み物に困らず、徒歩数分圏内で用事が済む便利な立地になっています。しかし業務の時間帯が深夜~早朝であったり、オフィス街全体の営業が閑散とする土日祝に稼働する場合、お店が開いておらず不便な思いをしている方も多いのではないでしょうか。
ただパンをひとつ、お茶を1本買いたいだけなのに、ランチタイムのコンビニがあまりに混雑していて行かれない…という場面もあることでしょう。郊外~地方の場合は、そもそもお店が少なくて家から飲食品を持参せざるを得ないケースも多いはず。
しかし職場に自動販売機があると、時間や営業日による不自由はほとんど解決します。24時間いつでも自由なタイミングで買い物ができますし、自販機が福利厚生の一環としてオフィス内に設置されている場合は、外で買い物をするより数十円ほど格安で購入できてちょっとした節約に繋がることも。昼どきの混雑したコンビニへ行くと戻ってくるまで数十分かかってしまうことも珍しくないので、その無駄な時間を削減できるのも嬉しいポイントです。
複数の自動販売機を置くスペースがない場合でも、一台の自動販売機で飲料・軽食・雑貨をまとめて販売できる「コラボレーション自販機」というものがメーカーから展開されています。電気代も節約でき、広さに限りのある中小企業などでも省エネ・省スペースで導入できるのが嬉しいところです。
「災害救援ベンダー」というものをご存知でしょうか。普段は通常の自動販売機として使用できますが、地震・台風などの災害によってオフィスが停電してしまったとき、電源を必要としない人力操作によって中の飲料を取り出すことができるすぐれものです。
災害時の蓄えを潤沢に用意しておけるかどうかはオフィス・社屋の規模にも左右されるため(特に飲料水は非常にかさばります)、万全の備蓄があると断言できる企業さまばかりではないはず。もしものとき、オフィスの自動販売機をライフライン復旧や支援物資到着までの期間のつなぎとして活用できると、それだけで大きな安心に繋がります。福利厚生と防災備蓄品を兼ねるメリットもぜひご留意ください。
従業員用にドリンクを提供するにあたり、たとえばペットボトルのミネラルウォーターを定期購入してオフィスに設置するとなると、定期的な発注・冷蔵庫や配置スペースの確保・ゴミ捨ての導線確保・在庫管理など…非常に数多くの雑務が発生し、それだけで総務部や人事部などのバックオフィス部署のリソースを大きく圧迫してしまいます。手軽なコーヒーサーバーなどを置く場合も、粉や水の補充、機器の清掃といった細かいタスクからは逃れられません。
自動販売機の場合は、商品補充はもちろん、ゴミの回収までを一括で引き受けてくれるメーカーもあります。実際の利用状況さえ把握しておけばほとんど企業側で行うべきことがないので、忙しい総務部のリソースを割かずに済むというのは大きなメリットになり得ます。社内にすでにある冷蔵庫のキャパシティが影響を受けないというのも助かりますね。
飲食品の福利厚生を導入するにあたり、飲み物やお菓子をきっかけとした従業員のコミュニケーション機会創出をねらう企業さまはきっと多いはず。自動販売機のそばにテーブルセットやソファを置き、購入時にその場でコーヒーなどを飲んでちょっとくつろげる空間を設けると、それだけで立派なオフィスカフェとして機能します。
自動販売機はあらゆる飲食品提供型福利厚生(置き菓子やオフィスコーヒーなど)に比べ、その場でサッと買ってすぐデスクに戻ることができてしまうので、自販機コーナーに従業員が留まり、交流や雑談が生まれるようにする導線の工夫が必要です。同じ空間にフリースナックやオフィスコンビニ、冷蔵庫や電子レンジなどを併設し、休憩所・軽食コーナーに仕立てるのもおすすめです。福利厚生を社内コミュニケーションを活性化させるポイントもご覧ください。

設置費用無料で導入できる自販機が多いですが、飲料の代金以外に電気代がかかることを留意する必要があります。月々数千円とさほど高額すぎるわけではありませんが、複数台設置する場合はそれなりの金額に。また、消費電力についてもあらかじめ試算を行うのが望ましいです。自動販売機がカップ型(コンビニコーヒーのように一杯ずつ注がれるタイプ)の場合はあわせて水道代もかかるので、月々のコストの総額目安についてメーカー担当者に詳しく聞いてみましょう。
街中や商業施設、大型ビル内などで日頃見慣れている自動販売機ですが、オフィス内に置いてみると、その大きさと情報量の多さに強い圧迫感を感じるかもしれません。オフィス全体あるいは設置予定の休憩スペースが、たとえば落ち着いたナチュラルテイストやモダンテイストの場合、自動販売機を置くことでインテリアの景観を大きく乱す可能性もあるので注意が必要です。
天井が高く開放感のあるスペースや、大きな窓ガラスがあるスペースに置くことで、圧迫感を緩和することができます。自販機が空間の主役になることに抵抗を感じる場合は、ソファや大きな観葉植物(レンタルグリーン)と一緒に置くのもいいですね。他社の導入事例の写真を事前によく見てみるとよいでしょう。メーカーによっては、インテリアに馴染むデザインの自販機を提供しているところも。
エナジードリンクやジュース、カップラーメンやスナック菓子などが買える自動販売機は便利で魅力的ですが、それをオフィスに置くと多くの従業員の食事が自動販売機のラインナップに依存するかもしれないという点を看過してはいけません。みなが喜び利用してくれるという表面のニーズだけにとらわれて、肥満や虫歯にもつながりうるハイカロリーで添加物の高い飲食品を手軽に入手できてしまう環境を用意するのは、従業員の健康を思うと悩ましいことでもあります。
せっかく設置するのなら少しでも体にいいラインナップを揃えたいところですが、あまりに味気なく利用頻度が低迷してしまうと本末転倒です。業務効率アップに役立つエナジードリンクや栄養ドリンクを置く場合も、少しでも添加物の少ない商品を選ぶといった工夫をしたいですね。
【参考記事】健康的なオフィスコンビニサービスのメリット

企業にとって多くのメリットを持つ自動販売機ですが、飲料自販機だけでは軽食・間食のニーズを満たせなかったり、自販機が置かれているだけでは味気なく感じてしまったり…そういった点を補うためにも、あわせて非電源型の置き食サービスを導入するのがおすすめです。「自販機でお茶を買うついでに置き食コーナーも覗いてみる」「置き食のフリースナックをもらうついでに自販機でコーヒーを買う」といった相互利用が促進され、自販機だけを置くより、さらに従業員が自然と集まりやすくなります。
スナックミーオフィスで提供しているのは、ボックスに詰めて置くだけで運用できる無添加おやつや、自販機では買えないようなスペシャルティコーヒーなど、高品質でユニークなものばかり。自動販売機のそばに設置することでオフィスカフェコーナーが構築され、コミュニケーション活性化や休憩の質向上に役立ちます。もちろん、広さや費用の都合上、大きな自動販売機を導入するのが難しい中小企業さまや店舗のバックヤードなどにもおすすめです。

執筆者 中川栞|株式会社スナックミー ライター・エディター
Web制作会社の管理職としてライターの指導・教育に従事したのち、株式会社スナックミーでコンテンツ制作を手掛ける、おやつライター兼エディター。安心・安全の「おやつ時間」の楽しみ方や、暮らしや職場におやつがある日々の豊かさ、福利厚生置き菓子の魅力を軸に、自社オウンドメディア『snaq.me magazine』の記事や商品パッケージのコピーライティングなどを担当。好きなおやつは『スナックミーのやさしいキャラメル』と『キングソロモンデーツ』。

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