
「女性が喜ぶ福利厚生」と聞いて何を思い浮かべますか?法で定められた産休・育休だけでなく、女性のからだで生まれた以上避けようのない健康問題や、ライフステージの変化に合わせたキャリア形成支援、子育てのハードルを下げる独自の休暇制度など、個人の意思や能力を問わず生じてしまう女性特有の働きにくさをサポートするために、各社ごとにさまざまな取り組みが存在します。
こういった福利厚生は当事者である女性従業員のみならず、健康状態に不安のある男性従業員や子どもを持つパパ社員など多くのスタッフに恩恵をもたらし、企業にとっても嬉しい数々のメリットを秘めています。どういった福利厚生が女性に喜ばれるのかを踏まえながら、それらを導入する利点や、企業の健康経営にもつながるヒントを見ていきましょう。高い女性支持を誇るナチュラル置き菓子サービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』の詳細もご覧いただけます。

公私ともに女性の活動に支障をもたらす、女性のからだ特有のさまざまな健康問題。生理痛・PMS(月経前症候群)・婦人科疾患・更年期障害などが挙げられますが、すべての女性に等しく同じ症状が現れるわけではなく大きな個人差があるので、ときに男女間のみならず女性同士でも理解の相違が発生する悩ましい課題といえます。業務のパフォーマンスダウンや肉体的・精神的苦痛、収入格差につながりうる問題として、企業側の正しい理解と平等な支援が求められます。
そういった性別由来の健康問題がもたらすハンディキャップを緩和し、働くうえでの性差を少しでもなくして長く健やかに活躍してもらうために、福利厚生は大きな助けになります。生理休暇を取得しやすくする仕組みづくり(生理休暇の導入自体は労働基準法で定められています)や、健康診断に付随する婦人科検診オプションの費用負担、女性産業医との連携・相談窓口開設といった手段が考えられますね。生産性を高める健康経営の一環としてこういった福利厚生を導入し、女性従業員の性差による活躍機会損失を防ぎながら、企業全体のヘルスリテラシーを向上させられることが望ましいです。
子どもをもうけると女性のからだと生活は明確に一変します。その環境変化を支援するために、労働基準法で定められている最低限の産前産後休暇のほかに、各社独自の妊娠・出産サポート制度を福利厚生として提供することが推奨されます。女性従業員自身の負担を軽減しながら優秀な人材の離職を防ぎ、従業員エンゲージメントの向上へとつなげることができます。
具体的な施策としては、法で定められた期間より長期にわたる産休・育休、妊娠中の体調不良サポートとして活用できる時短勤務・時差出勤・リモートワークの導入などが挙げられます。妊娠中~子育て中の急な欠勤や早退は、ほかの従業員へのしわ寄せが起こりうる不測の事態でもありますが、どのスタッフにも負担が偏ることがないよう適切な業務管理を行ったうえで、当事者である女性従業員が制度を利用することに心理的抵抗を感じず、健やかに勤続できるためのケアができるとよいですね。
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出産を乗り越えたあとも、ライフステージ・ライフスタイルの変化にともない、女性が働きにくさを感じるさまざまな障壁が生じます。子どもを保育園・幼稚園・小学校に入れたら元通りのびのびと働ける…というわけにもいきません。その場面ごとに適した企業の支援・理解が、個人の感情や裁量に左右されない、適切にルール化された福利厚生というかたちで平等に得られることが望ましいです。
厚生労働省による育児・介護休業法にもとづく育休および子どもの看護休暇のほかに、産休・育休後の円滑な復職の助けとなる復帰支援(面談やセミナー受講の機会提供)、子どもの急病や学校行事に柔軟に対応できる時短勤務・時差出勤・リモートワークの導入、待機児童問題の助けとなる託児施設、出産を機に一旦退職した従業員の再雇用を促すカムバック制度などが有効的です。子どもの登園・登校準備で手一杯になってしまう就業前の苦労をサポートするために、会社で落ち着いて食べられる朝食の社食を導入するのも喜ばれる施策のひとつ。
こういった産後の従業員を支える福利厚生を、女性従業員だけでなく子どもを持つ男性従業員も等しく利用できるようにすることで、ママ&パパになってからも安心して就労できる環境づくりに大きく役立つことでしょう。介護支援や住宅ローン手当なども併せて導入するとより効果的です。同時に、ライフステージの変化により休暇・休業・時短勤務を行った従業員の業務をサポートしてくれた、仲間の従業員に対する適切な手当てがあるとさらに広く高い満足度を得られます。

前述したような各種福利厚生を導入することで、その恩恵を受けられる女性従業員(ならびに子ども・家庭を持つ男性従業員)本人だけでなく、企業側にもさまざまなメリットが生じます。従業員の満足度向上にとどまらず、企業のブランドイメージ向上にもつなげられるので、ぜひ現場の声を聞きながら積極的に導入したいところですね。そのメリットの一例をご紹介します。
従業員自身に強い勤続意欲があったとしても、勤務形態や業務内容が健康な単身者を想定して制定されている場合、出産や介護をきっかけにやむなく離職を選ぶことになるケースというのは、残念ながら稀なものではありません。デスクワークの内勤従業員であれば業務内容や稼働時間を柔軟に調整できる一方で、販売・接客・製造・調理・制作・看護・介護・教育・交通・運送などに携わる現場仕事は融通を利かせることが難しく、技能や適性を活かしたキャリア形成のさまたげとなり得ます。
そうした望まない離職を防ぎ、経験を積んだベテラン従業員(あるいは成長過程にある従業員)がパフォーマンスを落とさず長期勤続できるようにする施策として、主に出産~子育てをサポートする福利厚生は大きな価値をもたらします。ライフイベントによって途切れてしまうことのない、10年規模の長期にわたる人材育成や女性管理職の就任を行えるようになり、女性従業員の採用・育成計画における選択肢が大きく広がることでしょう。
産休・育休の制定および取得が当たり前のものになった昨今、女性特有の働きにくさをサポートするそのほか独自の福利厚生があると、新卒・中途いずれの採用活動においても大きなアドバンテージになり得ます。従業員それぞれの人生にまで視野を広げ、個々人のワークライフバランスの実現を通じて業績向上をねらう取り組みそのものが、採用市場における企業の特色に好印象をもたらし、他社との競合(取り合い)が起こる優秀な人材の獲得、ひいては長期定着の助けとなります。
また、女性向けの手厚い福利厚生の導入や健康経営の実践は、求職者へのアピールポイントになると同時に社会的なブランドイメージ向上にもつながります。福利厚生の充実具合は「会社経営が順調であること」「時代に即した柔軟な考えを持つ企業であること」「長期を見据えた計画性を持つ企業であること」の証明にもなり得るため、同業他社との差別化ポイントとして逃さない手はありません。
女性の働きにくさをケアする福利厚生を導入したら、まずその存在と概要を、利用該当者のみならず全従業員に広くふさわしく周知することが大切です。単身者や男性従業員、出産予定のない女性従業員、月経困難症ではない健康な女性従業員など、産休・育休・生理休暇にはじまる各種制度の存在意義を利用当事者ではないスタッフも理解することで、従業員間に思いやりをもった相互理解と協力の体制が生まれます。
経営者や人事部、管理職などによる理解と支援が得られたとしても、同僚間やチーム内で制度への不理解や心ない発言があっては、どの従業員にとってもよい環境とはいえません。当事者ではない(ときに業務の負担を引き受けることになる)従業員に一方的な理解・協力を促すのではなく、制度導入をきっかけに「ともに働く仲間同士支え合う」という利他的観点をおのずと持てるよう環境を整えることが、ひいては良好な人間関係構築のカギとなります。

中小企業やスタートアップ企業、女性従業員を増やしたいが今はまだ男性比率の高い企業など…女性のための福利厚生に価値を感じながらも、大きな施策はハードルやコストが高くただちに導入できないという場合、まずは小さなことから始めてみませんか?子どもの有無やライフステージの状況にかかわらず、すべての女性のからだをいたわる「食の福利厚生」なら、小規模なものから手軽に導入できます。女性特有の症状や悩みを解決する、以下のような社食・オフィスドリンクがおすすめです。
男性と異なり先天的に筋肉量が少なく、月経のある女性のからだは、生理痛以外にも冷え性・むくみ・貧血・便秘といった慢性的な症状を引き起こしやすい傾向にあります。しかしそれらの症状は、オフィスで食べられるちょっとした軽食や置き菓子、飲み物などでいくらか緩和させることができます。
たとえば冷え性を和らげる食材は、からだを温める効果があるしょうがや各種ドライフルーツ、血流促進を促すカカオなどが挙げられます。水分代謝をアップさせてむくみを解消する黒豆茶やはとむぎ茶、鉄分豊富で貧血をやわらげるプルーンやオートミール、生理痛緩和に役立つマグネシウムが含まれたアーモンドやカシューナッツなどなど…どれもオフィス備えつけの軽食として、手軽に提供できるものばかり。
もちろん女性だけでなく、男性従業員の健康改善や生活習慣病予防にも大きく役立ちます。オフィスカフェのラインナップに悩んだら、まずはこういった症状に効く食材を選んでみてください。
ビジネスシーンにおける飲み物といえばコーヒーが筆頭に挙がりますが、コーヒーに含まれるカフェインやタンニンといった成分は、ときに女性のからだに悪影響を及ぼします。カフェインが鉄分の吸収を妨げることで貧血を悪化させたり、血管収縮作用によって手足が冷えやすくなったりとさまざまな支障が生まれるため、生理中のみならず常時できるだけ摂取しすぎないようにしたいものです。
そのためにも、コーヒー以外(特にからだを温めるホット飲料)のオフィスドリンクの選択肢を増やし、健康を損なわずにおいしく水分補給や気分転換ができる環境を整えるとよいでしょう。ホルモンバランスや気持ちの乱れを整えてくれるハーブティーや、からだを芯から温めるしょうがの飲み物、便秘改善に効果的なカカオがたっぷり使われたココアなどがおすすめです。
女性ホルモンの影響で皮下脂肪がつきやすく、もともとの基礎代謝や筋肉量が低いことから、女性のからだは男性より太りやすい仕組みになっています。病気になりにくい健康体重を維持するためにも、適正量を超えた摂取や「ながら食べ」を防げる、カロリーコントロールが行き届いた置き菓子の導入をおすすめします。
一食分ずつ個包装されているお菓子のほか、ミックスナッツやグラノーラなどの複数人でシェアする前提の大袋入り食品の場合は、一度の摂取量に制限をもたせられる均一サイズの取り皿・計量カップなどを添えるとよいでしょう。ハイカロリーで人気の高い焼き菓子やスナック類だけでなく、ローカロリーでもおいしく食べられる、砂糖の使用を控えて素材そのもののうまみを引き出したお菓子(無糖ドライフルーツ・干し芋・素焼きのナッツなど)も需要が高いです。

30~50代の女性やワーキングマザー、ファミリー層を中心としたユーザーさまに個人向けサブスクサービスを幅広くご愛顧いただいているスナックミーでは、福利厚生のオフィスコンビニサービス『snaq.me office (スナックミーオフィス)』でも女性のからだをいたわる種類豊富な商品をご用意しています。
体調に揺らぎのある時期でも安心して食べられる食材を積極的に取り入れながら、どのお菓子にも白砂糖・人工甘味料・合成保存料・合成着色料などを使わず、すべて安心の無添加。おいしいだけでなく健康経営に役立つお菓子だけをお届けします。お菓子のほかにドリンク・プロテインバー・お惣菜などのコースも充実しているので、ママさん&パパさん従業員の朝食欠食防止や、妊娠中の栄養補給にもぜひお役立てください。もちろん男性従業員の方にも同じように有効活用いただける、平等性の高いスタッフ想いのサービスです。

執筆者 中川栞|株式会社スナックミー ライター・エディター
Web制作会社の管理職としてライターの指導・教育に従事したのち、株式会社スナックミーでコンテンツ制作を手掛ける、おやつライター兼エディター。安心・安全の「おやつ時間」の楽しみ方や、暮らしや職場におやつがある日々の豊かさ、福利厚生置き菓子の魅力を軸に、自社オウンドメディア『snaq.me magazine』の記事や商品パッケージのコピーライティングなどを担当。好きなおやつは『スナックミーのやさしいキャラメル』と『キングソロモンデーツ』。

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