
ベジタリアンとヴィーガンについてどんなことを知っていますか?これらはただ野菜を好んで食べるという「嗜好」ではなく、宗教上の制約や環境保護・動物愛護意識などにもとづく「主義」として、個々人のさまざまな理由をもとに存在しています。海外には国によって多くの菜食主義者がいますが、昨今では思想・ライフスタイルのひとつとして日本にも広まり、その食生活に対応したあらゆるサービスが注目を集めています。
法人向けの置き菓子オフィスコンビニ・スナックミーオフィスを運営するスナックミーでは、国籍や信条を問わずすべての従業員さまに上質なお菓子をお召し上がりいただけるよう、ベジタリアン&ヴィーガンに対応したナチュラルスナックを豊富に扱っています。ベジタリアン&ヴィーガンを対象とした福利厚生のニーズや対応食の導入メリット、スナックミーで実際に提供しているお菓子の種類について見ていきましょう。

昨今、菜食主義である「ベジタリアン」や動物性食品を摂取しない「ヴィーガン」に対応した食品が世界的に注目を集めています。もともと世界最大の菜食国ともいわれるインドおよび近隣諸国にはヴィーガン・ベジタリアンの人が多く暮らしていますが、近年健康促進や環境保全の観点よりその考えが世界中へと拡大し、とくにイギリスでは2016年までの10年間でヴィーガン人口が約3.6倍にまで増加しました。菜食主義が特別な思想によるものでなく、ごく一般的なものになろうとしています。
同時に、小麦が使われていない「グルテンフリー」の食品も大きな市場を持ち、ダイエット中の人や健康に課題を抱えている人、アレルギーがあり小麦製品を食べられない人からの支持を集めています。小麦粉のかわりに米粉などで作られたパンや麺、クッキーなどの焼き菓子を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
そもそもベジタリアンとヴィーガンがどのように違うものなのか、正しく理解できていますか。ベジタリアンは「肉や魚などの動物性食品を食べず、野菜・果物・穀物などの植物性食品だけを食べる菜食主義者」全般を指しており、その中で「卵や乳製品などの動物性由来食品を食べるかどうか」は個々人の判断にゆだねられています。乳製品は食べてもよいことにしている菜食主義者を「ラクトベジタリアン」と呼んだり、同じように卵を食べる菜食主義者を「オボベジタリアン」と呼んだりします。
一方でヴィーガンは「完全菜食主義者」といわれ、肉や魚はもちろん、卵や乳製品などを含むすべての動物性由来食品を食べないと定義されています。「動物が生産したものを人間が搾取するべきではない」という考えのもと、たとえば蜂蜜の摂取も絶つ人が多いのが特徴的です。食事だけでなく、衣服や生活用品においても動物由来のもの(毛皮・革・羽毛など)を避けて生活する傾向にあります。ベジタリアン・ヴィーガンいずれもそのライフスタイルを選択する理由はさまざまで、宗教上の制約・環境保護意識・動物愛護意識・健康志向などが挙げられます。
日本国内でもベジタリアン&ヴィーガン対応食のニーズが高まっていく近年、個人・法人向けの無添加お菓子サブスクを運営するわたしたちスナックミーにも、実際に「ベジタリアンでも食べられるお菓子はあるか」「ヴィーガン対応の食品を取り扱っているか」といったご相談が多く寄せられています。
外国人スタッフの雇用機会やインバウンド顧客の接客機会も大幅に増加し、ベジタリアン&ヴィーガン対応食を提供できるかどうかが、企業の印象向上に大きな影響をもたらしうるといえるでしょう。そんな中でスナックミーは、外国人従業員が多い企業でもすべての方が安心しておやつを食べられるよう、ベジタリアン&ヴィーガンに対応した置き菓子を豊富に取り扱っています。
菜食主義者の方に限らず、健康上の理由で動物性食品を控えたい方や、小麦や卵、乳製品の重いアレルギーに悩まされている方にも平等に「おやつ体験」を楽しんでいただきたいというのがわたしたちの考え。生産者・製造者・自社パティシエ・商品開発チームによって厳選された最低限の原材料を使い、野菜や果物のおいしさと栄養をしっかり受け取れる、透明性の高いまじめなお菓子を作り続けます。

外資系企業に限らず、日本にあるオフィスで外国人従業員が働く光景は今やまったく珍しいものではなくなりました。しかし企業へ提供される福利厚生フードサービスのほとんどは「アレルギーや宗教上の制約を持たない健康な日本人」を想定して作られており、あらゆる原因において外国人従業員が食べられない飲食品が多数含まれています。
たとえばヒンドゥー教やイスラム教信者の場合は、それぞれ豚肉や牛肉をはじめとする多くの動物性食品に制約があるため、肉や魚の出汁やブイヨン(コンソメ)、マヨネーズなどのほか、精製時に動物の骨を用いる白砂糖もNGになることがあります。そういった場面においてベジタリアン&ヴィーガンに対応している置き菓子や置き食があれば選択の幅が大きく広がり、国籍や信条による不平等感を抱かせることなく従業員満足度を高めることができます。
従業員がジャンクフードやインスタント食品ばかりを食べていて、健康状態が好ましくないとお悩みの人事・総務ご担当者さまもいらっしゃることでしょう。ベジタリアン&ヴィーガン対応食は野菜や果物などのナチュラルな原材料だけで作られるので、おのずと健康促進にも大きな効果を発揮します。脂質が高い動物性食品を控えると血液や循環器への負担が軽減されるほか、野菜には食物繊維が豊富に含まれるので、腸内環境の改善や肌トラブル防止にもつながります。
※健康経営とは、従業員のための健康保持・増進の取り組みが、適切に続ければ将来的に企業の収益性を高めうる投資であるという考えのもとで、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することを指します。
従業員のために用意している待遇や福利厚生の内容は、そのまま企業自体の意思および信条と捉えられ、ブランドイメージに直結しうるといっても過言ではありません。小さなお子さんを持つ従業員にリモートワーク制度や託児サービスを提供するのと同じように、ベジタリアン&ヴィーガンの従業員にもそれを配慮した福利厚生を用意できるとよいでしょう。人種・宗教・健康状態・家庭環境などの個々人で異なる事情をくみとる多様性が、企業の社会的ステータスや採用市場での価値につながります。
置き菓子は働く従業員が間食として食べるだけでなく、施設の利用者に提供することもできるすぐれもの。外国人ユーザーがお客様として利用する可能性があるコワーキングスペースやヨガ・ピラティススタジオ、観光地のマッサージサロン、日本語や茶道・華道・書道・着付けを学ぶスクールなど…そういった店舗でちょっとしたお茶請けやティーサービスを提供する際、ベジタリアン&ヴィーガン対応のものが併せて用意されていれば、インバウンド顧客からの支持獲得につながるかもしれません。
スナックミーで実際に提供しているベジタリアン&ヴィーガン対応のお菓子は、植物性原料にこだわったプロテインバーや、果物をそのままおいしく加工したドライフルーツ、野菜のうまみを味わえるチップスなど、非常に豊富なバリエーションを揃えています。精製中の濾過工程で動物の骨が用いられることがある白砂糖も一切使用せず、きび糖やココナッツシュガーを選んでナチュラルに仕上げました。以下はほんの一例で、他にも数多くの植物性おやつを展開中です。

動物性原料を一切使わずわずかな植物性原料だけで作った、スナックミーオリジナルプロテインバー。2017年の販売開始から累計30万本を販売している大人気商品です。そら豆由来のプロテインをたっぷり摂取できるだけでなく、栄養バランスが偏りやすいベジタリアン&ヴィーガン食を支える栄養素(各種ビタミン/鉄分/亜鉛/カリウム/マグネシウム/オレイン酸など)が豊富に含まれています。ナッツやフルーツの魅力を贅沢に味わえる、手の込んだ焼き菓子のようなうまみと食べごたえも人気の秘密。

蜜芋とも呼ばれる「紅はるか」と、時期によっては濃厚な甘みがある「金時芋」で作ったパリパリのチップスです。味つけにはこくとうまみのある種子島産の粗糖を使い、塩でキリッと引き締めました。揚げ油に使用している米油は国産米ぬかから作られていて、原料だけでなく製造にも深いこだわりが。「人の手を経ることが多ければ多いほど、食品というものはおいしくなる」という信念をもつ製造者さんのお力も借りて、さつまいもの下処理から手揚げまで、ひとつひとつ丁寧に手作業で作りました。

塩や油を使わず、4種の人気ナッツ(アーモンド・カシューナッツ・クルミ・マカダミアナッツ)を素材の味を引き出すシンプルな素焼きにしました。噛めば噛むほどじんわりわかる、それぞれの甘さや香ばしさ、こくの違いを感じながら食べ比べるのがおすすめです。砕いてサラダやグラノーラのトッピングにしたり、好きな塩やスパイスをまぶせばおつまみに。

国産のもち米とうるち米をブレンドして、もち米の粘りとうるち米の風味を感じられるおかきに仕上げました。噛みしめてみると、もちっとした食感がわかるはず。ぶあつい鉄板で焼くことで、表面は焼き目のついたサクサク食感に、中はふありとした独特の軽い食感になりました。味つけは潔く塩のみ!厳しい冬の氷の海から汲み上げた海水を、オホーツクの山々から切り出されるカラ松で焚いてじっくり煮詰めた、まろやかな味わいの焼き塩を使っています。

ちょっとした傷や不揃いがもとで、品質はよくても規格外になってしまったみかんたちを、愛情込めてドライフルーツに変身させました。静岡県・三ケ日地区で育った温州みかんで作られており、ぎゅっと詰まったうまみとジューシーさが特徴的。砂糖・人工添加物不使用なので、みかん本来の甘さを直接感じていただけます。製造業者さんによって白い皮が一つひとつ丁寧に取り除かれている、愛情たっぷりのドライみかんです。

「お母さんが子どもに食べさせたいおやつ」をコンセプトに作られたごぼうスナック。品質はいいものの形が不揃いで市場に出回らなかった野菜を使うことで、アップサイクルの取り組みにも貢献しています。卵・乳製品・白砂糖を使わず植物性の材料のみで作られているだけでなく、小麦粉不使用というのも嬉しいポイント。小麦粉のかわりに馬鈴薯澱粉・米粉・アーモンドパウダーを使いました。スナック菓子のようなカリッとした食感が楽しめる、原料にこだわった体にやさしいおやつです。

執筆者 中川栞|株式会社スナックミー ライター・エディター
Web制作会社の管理職としてライターの指導・教育に従事したのち、株式会社スナックミーでコンテンツ制作を手掛ける、おやつライター兼エディター。安心・安全の「おやつ時間」の楽しみ方や、暮らしや職場におやつがある日々の豊かさ、福利厚生置き菓子の魅力を軸に、自社オウンドメディア『snaq.me magazine』の記事や商品パッケージのコピーライティングなどを担当。好きなおやつは『スナックミーのやさしいキャラメル』と『キングソロモンデーツ』。

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