近年、大企業をはじめとする様々な企業が”健康経営”に取り組んでいます。
一方で、これからなにか始めようとされている方は、
・費用に対してのリターンがどれくらいか?
・従業員の健康がどれだけ改善されたのか?
・どれくらいの期間の投資が必要なのか?

などなど、いろいろな懸念点もあるのではないでしょうか?

今回はそんな悩みを一挙に解決する”健康経営”を取り組む上での考え方を一挙にご紹介します。

そもそも健康経営とは?

近年、大企業をはじめとする様々な企業が”健康経営”に力を入れています。
”一億総活躍時代”の日本に置いて、従業員一人一人の生産性の向上が求められています。

アメリカのミシガン大学の研究において、”プレゼンティーズム”の問題が可視化されました。
”プレゼンティーズム”とは、従業員が出勤しているものの、
潜在的な健康問題によって業務の生産性が下がっていることを指します。
例えば、メンタルヘルス不調、偏頭痛、慢性的な疲労などです。

企業は、医療費だけではなく、
プレゼンティーズムを含めた”健康関連コスト”全体に対して
アプローチをしていくことが重要です。

健康経営の考え方として、
従来のようなコスト管理ではなく人的資本に対する”投資”として捉える必要があります。

そこで、2014年に経営者が従業員の健康に対する投資を評価し、
社会全体で優良な企業として評価できる仕組みが出来上がりました。

現在では、大企業が取り組む”健康経営銘柄”の他に、
中小企業でも取り組める”健康経営優良法人”があり、
国全体で健康に対する取り組みを推進している状況です。

健康経営に対しての費用対効果はあるのでしょうか?

それでは実際に健康に対しての費用対効果はあるのでしょうか?
結論から言うと、YESです。

”健康経営””企業業績”に相関が出ていることが分かっています。

アメリカの”健康経営”で表彰されている企業と
そうでない企業に対して1万ドルの投資をした場合、
健康経営に取り組んでいた企業のパフォーマンスが高いことが判明しました。

もちろん、健康以外の要因も業績に反映していると思いますが、
ある程度の相関があると考えても良いのではないでしょうか?

(出典: Marianne and Eisenberg. S Barry, Loeppke. R Ronald, Isaac Fikry, Peterson. W the of Health the and Safety and Health Workforce between Link The) “2013 (Dreger.1000-993):9(55, Medicine Environmental and Occupational of Journal,” Line Bottom)

健康経営を目指すうえでの心構えは?

健康経営は長期的な投資になります。
取り組むにあたり、大切な心構えをしっかりと持たないと
継続することが難しいでしょう。
そこで、健康経営を取り組むうえで大切な心構えをご紹介します。


①地域のロールモデルを目指すこと
→企業は地域との関係の上で成り立っています。
地域社会を構成する立場として、組織内だけではなく、
地域に住む住民への健康推進にどのように貢献できるかを考えることが大切です。

②組織文化を創造すること
→従業員に対して取り組むうえで、組織文化を作り上げる心構えで取り組む事が大切です。
上からの指示だけでは、従業員を行動を変化させるのは難しいでしょう。
組織のトップが率先して取り組み企業としての”本気度”を見せることが大切です。

③多様な健康増進プログラムを提供
従業員の健康はそれぞれ異なった問題をかかけています。
ある一定のプログラムを用意するだけでは、効果は低いでしょう。
従業員それぞれのニーズにあった多様なプログラムを提供することが大切です。

④持続可能性を重視
→健康促進のプログラムを導入するだけではなく、
定期的な効果検証を継続して行うことが必要です。
医療費やプレゼンティーズム、生産性がしっかりと測り、
プログラムを改善していくことが大切です。

いかがでしたでしょうか?

”一億総活躍時代”における企業が取り組むべき”健康経営”
長期的な取り組みが必要になるからこそ、まずはできることから始めてみることをお勧めします。

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